ティーは、ティーショットの飛距離に影響します。ティーの選び方のポイントは、「高さの調節ができるか」「振り抜いた時の感覚」の2つです。今回は、ティーの選び方をまとめました。
ティーの選び方でスコアが変わる

「ティー」は、第1打でボールをセットする台座のことで、正式には「ティーペグ」といいます。
ティーの種類によって、ティーショットの飛距離が変わり、スコアに影響します。ティーショットでは、ティーの高さと素材が重要で、スイングの軌道と振り抜くときの感覚に影響します。
ティーの高さは、スイングの軌道を左右し、飛距離を変えます。ドライバーのティーショットの場合、ティーの高さはドライバーのヘッドより高めにセットすると、ボールが山なりの軌道を描きやすくなり飛距離が伸びます。しかしティーの高さが高すぎると、ボールが前ではなく上に飛び、飛距離が落ちます。
最近はティーのボールを置く部分の素材を工夫することで、ボールとの摩擦を減らし、飛距離が伸びるティーも開発されました。ティーの素材により、振り抜くときの感覚が変わります。
ポイント1:高さの調節はできるか?

ティーによっては、途中に出っ張りがあり、高さを自由に調節できないティーがあります。高さの調節ができないティーは、いつも同じ高さにティーアップできるという利点があります。自分にとって最適なティーの高さが決まっている場合、同じ高さにティーアップすることで、スイングが安定します。
プラスチック製のティーには、高さが決まっているものが多く、ウッドティー(木製のティー)は高さが調節できるものが多いです。
最適なティーの高さは人により異なります。自分にとって最適なティーの高さを知らないうちは、高さが調節できるウッドティーを選びましょう。
ポイント2:素材でスイングの感覚が変わる

ティーのボールを置く部分を動くようにしボールとの摩擦をできるだけ減らしたティーや、ボールを置く部分をブラシ状にし摩擦を減らしたティーなど、多機能なティーがあります。多機能ティーは素材や形状を工夫することで、抵抗を減らし、スイングの力を効率よく伝えます。
ウッドティーなど普通のティーの振り抜きに違和感を覚えたら、多機能ティーを試しましょう。ティーが変わることで、振り抜いたときの感覚が変わり、ティーショットの飛距離が伸びることがあります。
まとめ

ティーは、ティーショットの飛距離とスコアに影響します。「高さの調節ができるか」「振り抜いたときの感覚」の2点は、ティーを選ぶときの重要なポイントです。
ティーアップの高さは、ティーショットの飛距離とミスショットの有無に影響し、振り抜いた時の感覚は飛距離に影響します。また、ティーは消耗品なので値段も考慮して選ぶと良いでしょう。
自分に合ったティーを選ぶことで、ティーショットの飛距離を伸ばし、スコアアップにつながります。ティーを選ぶときは、今回の2つのポイントを意識して選んでみてはいかがでしょうか?