飛距離が落ちる!?ゴルフでの猫背の4つのデメリット

ゴルフで猫背でスイングした場合、背筋を伸ばしたスイングと比べて多くのデメリットがあります。スコアも悪くなることもあり、意識して背筋を伸ばす必要があります。今回はゴルフでの猫背のデメリットを4つまとめました。

スライスになりやすい

スイング時に猫背になると、ボールが右方向へ飛ぶスライスになりやすいです。肩が縮こまった状態になり、スイング時の手の通り道が狭まってしまいます。スイング時に手の通り道が狭まると、インパクトの際、体が窮屈になります。腕が伸び上がったり、左肘を引いてしまうため、クラブヘッドの面であるフェースが開き、スライスになりやすいです。

手や腕の通り道を作るため、アドレス時に胸を張ることで、猫背が解消されます。肩甲骨を広げるのを意識してアドレスしましょう。

ハンドダウンになる

ハンドダウンとは、ボールに対して構えるセットアップ時にグリップが体に近い位置にあり、手元が下にある状態です。猫背の場合、首と頭が落ちて必要以上に腕まで下がってハンドダウンになります。ハンドダウンになることで、フェースの開閉が起きやすく、ボールが左に引っ掛けたような軌道のフックになりやすく、スライスにもなりやすいです。

クラブを縦にして、背中に当てることで猫背を直せます。腰から後頭部までクラブが背中とくっついていれば、猫背ではありません。

体の回転が制限される

スイング時に猫背だと、体の回転が制限されます。猫背の場合、バックスイングが制限され、体の回転が浅くなります。体の回転が浅いと上体が起きやすく、スイングの軌道が不安定になり、インパクトが安定しなくなります。そのため、ボールが高く打ち上がってしまうトップや、ボールが数十cm程度しか飛ばないダフリの原因になります。

体の回転が制限されているため、手や腕主導の手打ちになりがちです。手打ちは、体の捻転差が発生せず、パワーがないスイングになるため、飛距離が落ちます。

体を痛める

猫背でゴルフをプレーすると、体を痛めることがあります。人間の背中は上半芯を動かし支えるために、緩やかなS字カーブを描いています。ゴルフは前傾姿勢を取ることが多く、体に負担がかかりやすいです。猫背の場合、首が下に行くため、背骨をうまく使った回転が上手くできず腰に負担が掛かりやすくなります。

アドレス時に足の付け根から前傾姿勢を取ると、猫背になりにくく腰に負担をかけにくいスイングができます。

猫背でスイングをした場合、スイング軌道が不安定になるほか、体を痛めてしまいます。猫背にならないよう、意識してスイングしましょう!