飛距離が伸びる?ゴルフグローブを両手につける4つのメリット

グローブは通常、右利きの人の場合は左手のみ、左利きの人の場合は右手のみに着用します。ただ、片方の手だけのグリップでは時にクラブの重さを十分に支えきれない場合があります。時に女性やシニアの方など、両手グリップの方がフィット感と安心感が出る場合もあります。今回はゴルフグローブを両手に着用するとはどういった効果が期待できるのか?メリットとデメリットについて解説します。

グローブで手を保護しよう!

特に女性の方など、グローブ両手に身に付けている人の多くは「手をしっかり保護する」といった目的で両手に手袋を着用している方が多いようです。手袋は片手のみだと、手袋をしていない方の手がどうしても日焼けしてしまいます。

冬場の寒い時期など、風が特に強い日のゴルフは手袋が片手のみだと、指先がかじかんでしまい、プレーに集中できない、といったこともあります。そんな時は両手に手袋さえ身に付けておくことで手元に温もりを感じながら余裕を持ってゴルフをプレーすることができます。

グリップ力の強化にもつながる!

両手にグローブを身に着けた状態でクラブを握ると、片手のみの時よりも力強くグリップを握ることができます。両手グローブは片手グローブの場合に比べ、全体的なフィット感も向上する他、手元と体との一体感が増します。さらに、インパクト直前に手元が緩まなくなるため、パワーをロスすることなくボールに伝えられるようになります。

両手グリップは握力が弱めの女性がする方が多いですが、最近は握力不足でクラブをしっかり握ることができない、例えばシニアゴルファーの方などが両手にグリップを着用することでグリップ力が強化され、球筋が安定したり飛距離が伸びたりすることがあります。

両手にグロープを着用すると男性を中心にムダな力みが生じ、それが原因で理想的なスイングの型を見失ってしまってスイングに悩むという方もごく一部ですがいらっしゃいます。

しかし、インパクト時の緩みを軽減できるという点では例えば雨の日や冬の寒い時期など握力が損なわれる場面で両手にグリップをはめるという行為はある程度理に叶った選択であることも知っていおいて損はないでしょう。またグリップにしっかり力を入れられるようになると、時として上体だけでなく下半身にもしっかり力感を持ってスイングできることもあります。

状況に合わせて着用方法を変えてみよう!

今回は、両手グローブとは何なのかを簡単に紹介させていただきましたが、皆さんはどんな感想をお持ちになられましたでしょうか?中には、今度のプレーで両手グリップを試してみよう。そんな方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、最後の章では転ばぬ先の杖ということでこれまで左手のみだった方が両手グリップを試した場合に違和感を感じた際の克服方法を2つ、事例も交えてご紹介します。

両手グローブを初めて試すといった場合、フィーリングに違和感を感じるタイミングというのは人それぞれ微妙な違いがあります。ただ、以下に示す事例と解決方法は実践中によく戸惑いやすいシーンでもあります。始めて試すといった場合はトラブルがつきものですのでお困りの際の道標として参考にしてみて下さい。

(事例1)

両手にグローブを身に着けた状態では、繊細なパッティング(グリーンでパターを使用してボールをカップに狙うようなストロークなど)が難しい場合がある。そういった場合は、どんなに短い距離であっても、片手でストロークするのではなく、手袋を外して両手でストロークすることをおすすめします。パターは長めのクラブと違い、グリップを握った時の肌感や指先の繊細なタッチといった人間の微妙な感覚で距離を合わせているゴルファーも多く、そういったタイプで距離を合わせる方にとっては両手グローブは妨げになります。

(事例2)

両手グリップはどうしても、手元にムダな圧力というか、不必要に強の力タッチが加わってしまいがちです。ボールにより効率よくパワーを伝えたいフルショットなどではよりそういった効果を実感する方が多いでしょう。

そんな時はグリップを握る時のプレッシャーの力加減をもう一度見直して見ましょう。片手グリップに比べて両手グリップは物理的により強いフィット感が発生しますのでいつもより少し柔らかく握ってもクラブが抜け落ちたり、スイング中に離れて飛んでいってしまうことはありません。どうしても握った時にムダに力が入りすぎてしまうという方は薄いハンドタオルやゴムラバーをグリップに巻きつけ状態で両手グリップを試してみて下さい。グリップが太くなるとムダな力が入った状態ではスイングしづらくなるのでまずはそういったドリルで両手の力を抜く感覚を覚えて、それから両手グリップを試してみることをおすすめします。

男性の場合は片手グリップでも十分圧力をかけてクラブを握れますので、基本的にはグリーン側からのアプローチやパッティングなど、短い距離で両手にグリップをする必要はありません。そもそも毎回つけたり外したりするのは非常に面倒ですしね。ここ一番の飛ばしにこだわりたい時や勝負どころのアイアンショットなどグリップの緩みだけは避けたいといった場面での両手グリップをすすめします。基本的には左手のみ、状況によって手袋の身に付け方を工夫することが両手グリップマスターへの近道です。