初心者必見!ゴルフで飛距離が伸びない2つの原因

飛距離が伸びないと悩んでいる方も多いのでは?飛距離が伸びない理由は、大きく分けて2つあります。1つはヘッドスピードの問題、もう1つはインパクトの問題です。今回は、飛距離が伸びない原因をまとめました。

飛距離の決まり方

飛距離がどうやって決まるのか知っていますか?理論上、飛距離は (ボールの初速)×4 で決まり、ボールの初速は「ヘッドスピード」と「ミート率」で決まります。

スイングの際、クラブヘッドがボールに当たる瞬間のスピードが「ヘッドスピード」で、その力がどれだけうまくボールに伝るかを示す数字が「ミート率」です。

飛距離が伸びないのは、ヘッドスピードとミート率が低いからです。ヘッドスピードを上げて、ミート率が上がるようなインパクト(ボールへのクラブの当て方)を身につければ飛距離を伸ばすことができます。

原因1:ヘッドスピードが足りない

ヘッドスピードの遅さは、飛距離が伸びない原因の1つです。ヘッドスピードは腕力だけが重要だと思われがちですが、コツをつかめば力の弱い方でも十分なヘッドスピードを出せます。実際、女子プロゴルファーのヘッドスピードは約40m/s、男子アマチュアゴルファーのヘッドスピードも約40m/sと、男女の筋力差があるにも関わらず同程度です。

アマチュアの中には、腕力があるのにヘッドスピードが遅い人もいます。スイングのスピードとヘッドスピードは必ずしも一緒ではなく、クラブを思い切り振りまわすだけではヘッドスピードは上がりません。

クラブを振り上げるスピードや振り下ろすときのスピードより、ボールに当てる瞬間(インパクト)のスピードを意識しましょう。

原因2:インパクトの質が悪い

ヘッドスピードが上がっても、クラブの芯で打てなければ飛距離は伸びません。インパクト(ボールが当たる瞬間)の質が悪いと、クラブの芯を捉えられず、ヘッドスピードがボールに伝わりません。

インパクトがうまくいかない原因は、スイングです。速く振ることだけを意識したスイングは、ボールにうまく当たらなくなり、ミート率が下がってしまいます。

当たる瞬間にフェース(クラブのボールに当たる面)が開きすぎる、ヘッドがボールにまっすぐ当たらないことで、ボールがあらぬ方向に飛ぶことがあります。当然、ボールに力は伝わらず、コントロールも失われ、飛距離は大きく落ちます。

インパクトの質を上げるには、ボールに当たる瞬間を意識し、丁寧なスイングを心掛ける必要があります。

まとめ

飛距離が伸びない原因を大きく分けると、「ヘッドスピードの問題」と「インパクトの問題」の2つです。どちらも、スイングの見直しで改善できます。

まずは、正しいスイングを身に着け、1打1打丁寧に打つことを心掛けてみましょう。レッスンを行っているゴルフ練習場も多数あり、スイング指導のレッスンもあります。飛距離に不安のある人は、1度レッスンを受けてみることをおすすめします。

スイングを改善して、飛距離アップを目指してみては?