ドライバーのミート率を上げる3つの練習方法

ドライバーショットではヘッドスピードだけを意識しがちですが、ミート率を上げれば、ボールの飛距離も方向性も高められ、スコアアップも期待できます。今回は、ドライバーのミート率を上げるための練習方法についてまとめました。

ミート率とは?なぜ、重要なのか?

ミート率とは、スイングの力がどれほどボールに伝わっているかをどうかを示す数字のことです。近年のドライバーヘッドは、大型化が進行しているため、ヘッドスピードよりもミート率が飛距離や方向性に大きく影響を与えるといわれています。

実際、女子プロゴルファーのヘッドスピードは平均で40m/s~45m/sぐらいしかありません。しかし、飛距離は常に250yard~260yardほどの飛距離を叩き出しています。これは、彼女たちの高いミート率があってこその結果です。

アマチュアの方々がミート率向上を狙うのであれば、まずはヘッドスピードを上げようと意識し過ぎてクラブを余分に大きく振り回し過ぎていないかどうか、また、雑になっていないかどうかを見直してみましょう。

フルスイングは、確かにヘッドスピードを上げる効果もありますが、一方で本来、普通のスイングリズムであれば得られるミート率を下げてしまっている可能性も否定できません。

特にドライバーやFWは、スイートスポットを外してしまうと飛距離も伸びず、左右の曲がり幅も大きくなってしまいます。

(ミート率の計算式)

ミート率=ボール初速÷ヘッドスピード

アマチュアのミート率の平均はだいたい、1.35~1.39ぐらいだといわれています。一方、プロは1.40~1.45を超えるぐらいの数値が常に出ているような状況ですので、1.4弱の数値を常に記録できる人はかなりの上級者だといえるでしょう。

まずは、小さなスイングをひたすら練習する

ドライバーのミート率を上げるために有効な練習方法の一つが、「100ヤードスイング」です。本来200ヤード以上飛ばせるドライバーで、100ヤードという短い距離を打つのは、大変ストレスのかかる作業ではあります。ただ、小さなスイングの中でボールにしっかりミートする練習を積んでおけば、フルスイングする場合に安定したショットを打つことができるようになります。

100ヤードスイングは、ドライバーを通常通りに構え、小さなスイングで100ヤード飛ばすスイングを繰り返す練習です。この練習で特に気を付けて欲しいポイントは、手元とボールの位置がスイング中に変わらないよう、意識することです。また、この時グリップエンドは常に自分のおへそを向くように意識し、常に体の正面にクラブがあるというイメージでスイングを繰り返してみて下さい。

手元の動きと下半身の動きが同調していないゴルファーは常に振り急ぎや振り遅れによって、ミート率が下がってしまいやすいスイングになっている可能性があります。100ヤードのドライバーショットはすぐに効果が出るような練習方法ではありませんが、スイングを繰り返すことで、スイートスポットにボールをしっかり当ててボールを打つ感覚や体の中心でボールを捉えるという技術を徐々に身につけていくことが可能です。

ドライバーを短めに持って打つ

野球でバットを握る際にも同じことが良く言われますが、ゴルフクラブは短く握ったほうが扱いやすくなり、ボールの方向性やミート率は向上します。ラウンド中に少し当たりが悪いと感じた場合は、長めのクラブほど短めに握ってクラブを振ってみて下さい。

クラブ短く握る場合、ヘッドスピードは落ちてしまいがちです。ただ、ミート率は向上するため、以外にも距離は長めにクラブを握った時とあまり変わらないくらいの飛距離を得ることは可能です。

また、クラブは短く握るとクラブヘッドもコントロールしやすくなるため、クラブヘッドのコントロールもしやすくなるため、ドローやフェードなど、球筋をコントロールしやすくなるといった効果も期待できます。

シュミレーションまたは、ショットセンサーを使ってみる

ドライバーショットのミート率がどれぐらいあるのかを知りたい場合は、最寄りのシュミレーションゴルフ施設やゴルフスクールにて、自分のスイングを機材を使って計測してみることをおすすめします。

最近は大型の量販店など、設置してある計測器にて、無料で計測してくれるゴルフショップもありますので、まずはそういった施設を利用してみると良いでしょう。

また、そういった機材を使わずにボールがクラブのどこに当たっているのかが、単純に知りたいという方は、ゴルフショップで買える「ショットセンサー」というクラブのフェース面に貼る「シール」を使って確かめてみるといった方法も試してみると良いでしょう。

ショットセンサーを利用すれば、ボールが当たっている場所には、青色のマークが表示されます。ミートした場所が一目で分かる他、クラブヘッドのどこでボールを捕らえればボールを上手く飛ばせるのかという、スイング修正の判断材料の一つにもなります。

400㏄を超える重さのクラブヘッドが主流となり、高反発ドライバーが禁止となった今日、ミート率はヘッドスピード以上に、ますます重要になりつつある数値の一つです。飛距離向上と方向性アップに向けて、あなたも本格的にミート率アップに挑戦してみてはいかがでしょうか?