スコアが上がる?ゴルフのリストターンってなに?

インパクトでフェース面が開閉する動き(ローテーション)が入ると、より遠くへボールを飛ばせます。ヘッドを「閉じる」という動きは、手首や腕を使って行う方法と下半身の回転を利用して行う方法の大きく分けて2つの方法がありますが、今回は手首や腕の回旋を利用してクラブを閉じる方法(リストターン)をご紹介します。

リストターンとは、手首を返す動き

リストターンとはボールにクラブヘッドが当たる直前に手首や腕を使い、フェース面を閉じる「動作」を行うことです。タイガーウッズ選手やロリーマキロイ選手など、世界のトップ選手はボールがラフやベアグランドなど足場の悪いラフにボールがつかまった時など、鋭角にヘッドを入れていきたい時には必ず使用するきわめて高度なテクニックの1つです。

リストターンを行うメリットは、ボディターンだけでは到底、フェースをローテーションさせることが難しい状況(深いラフや傾斜地など)に陥ってしまった時でもボールにクラブをしっかりコンタクトできる点にあります。

ただ、リストターンとボディターンはどちらかの方法でクラブを振った方が良いという類のものではありませんし、ボディターンとリストターンの両方を使ってクラブを振っているプレーヤーも数多く存在します。

また、リストターンは手首を使って、ヘッドをボールにアジャストしようとするため、上手くボールにヒットできないとボールは大きく左右に曲がります。

そこで、手首の握力が弱めの人の場合は器用な右手が使いやすくなるウィークグリップでなるべく、インサイドからヘッドが入ってくるイメージを持つとリストターンでボールを捉えやすくなります。

リストターンのメリット

リストターンの最大のメリットは手首や腕を使ってインパクトでボールをしっかりと押し込むため、飛距離が伸びるという点にあります。また、ラフやベアグラウンド、傾斜地からのショットであれば、大幅な飛距離ロスを防ぐことができます。

また、リストターンは手首のスナップを使ってクラブを振るため、「しなり」効果によるヘッドスピードの大幅な上昇も期待できます。特に手首の関節が少し固めの人は、スイング中のリズム(タイミング)が取りやすく、自分のテンポでクラブを自由に振れるようになるため、ショットが安定します。

リストターンのコツ

リストターンを使ってクラブを振りたい時は、まず手首のコックを使ってクラブを振る感覚をマスターしましょう。ダウンスイングでコックをどれだけ、維持できるかでインパクト後のボールの飛び出し方(勢い)は大きく変わってきます。

リストを維持するためには、インパクト以降のフォロースルーでなるべく、左手の手のひらが常に自分の方向を向くようにクラブを振る必要があります。手のひらを自分に向けて振ることでフェースは閉じる動きを見せながらも、確実に手首の角度を維持した状態でヘッドを抜いていくことができます。

その他、リストターンを意識してスイングする場合、スイング中に下半身が回転する動きを止めてはいけません。また、手元の位置は常に体の正面にある状態をキープしましょう。スイング中に体の回転を止めてしまうと、手首ばかりを使ってクラブを振るいわゆる手打ち状態となりますし、手首の角度が折れてしまうと最下点が定まらないスイングとなります。結果、ダフリやスライスのミスが増えます。