ゴルフコースに詳しくなろう!愛知県で人気のゴルフ場ってどこ?

「トヨタ」の企業城下町や数多くの戦国武将の出生地としてもおなじみの愛知県はゴルフも盛んな地域です。男女のプロゴルフトーナメントも数多く開催され、中でも「中日クラウンズ」は50年間の歴史を誇ります。

愛知カンツリー倶楽部

1954年に井上誠一の設計で開場した丘陵コースです。

尾張徳川家のお狩り場であった名古屋市東部の土地に、コースは自然の地形をそのまま生かし、造られています。各ホールは地形を上手く活用する形でセパレートされており、戦略性に富んだダイナミックなコースです。井上誠一氏設計の代表作の一つとしてゴルファー憧れの名門コースとしても全国的に有名なコースです。また、中部地方で唯一の社団法人制クラブでもあります。

アウトコースはフェアウェイ幅が広めで、距離も長めです。クロスバンカー等の障害物も少ないので、ドライバーは使いやすいでしょう。ただし、フェアウェイにはうねりがあり、グリーンの起伏も易しい方ではないので、見た目以上に難関コースです。インコースは高低差のあるホールが多く、アウトコースよりもフェアウェイ幅は狭めです。ティーショットの正確性が求められます。井上誠一氏の設計コースらしく、グリーンは全体的に大きめですが、3パットしやすいので、ホールアウトするまでは気が抜けません。

昭和34年と46年には日本オープンゴルフ選手権が開催されています。

三好カントリー倶楽部

三好カントリー倶楽部は1961年にJ・E・クレーン氏の設計で開場した景観の良い丘陵地に広がる林間コースです。

全体的にフラットですが、優美さとダイナミックさをミックスした気品と風格が漂う贅沢なレイアウトが特徴です。西コースは丘陵地でありながらも、池や松林を利用してコース間はセパレートされており、フェアウェイ幅も広く、ゆったりした起伏が随所にみられます。東コースは距離が短めですが、クセのあるバンカーとグリーンが上手に融合していて、ゴルファー泣かせのホールばかりです。アンジュレーションは多少西コースよりきつめです。

名物ホールは16番、190ヤードのショートホールです。多くのゴルファーが鬼門と語る16番は砲台グリーンで右はバンカー、左は崖と厄介なロケーションになっています。加えてグリーン奥は狭く、硬く締まったグリーンではボールが止めることができないため、このホールをパーで切り抜けられるがどうかが、ベストスコアの鍵となるのです。

クラブハウスはあたたかみに溢れた、格調高い雰囲気が印象的な建物です。1970年からは、男子プロトーナメントの「東海クラシック」が毎年開催されています。

セントクリークゴルフクラブ

1989年にジャック・ニクラウスの設計で開場した丘陵コースです。

周囲にある自然とうまく調和した美しい風景が魅力的で、自然の素材を出来るだけ生かしながら、池やクリーク、グラスバンカーといった人工的なハザードが絶妙に組み合わせてあります。

設計コンセプトは極めて戦略的でメンバーからも高く評価されており、視覚に訴える造形にはニクラウスらしさが感じられるでしょう。アメリカンスタイルの東コース、西コース、南コースの全27ホールズは緊張感に溢れていて、それぞれのホールをじっくり楽しむことができます。

フェアウェイは狭めですし、池やバンカー形状、グリーンの大きさにも特徴があります。ティショットの落とし所がセカンドショットやサードショットにも影響を与え、寄せにくくなってしまうレイアウトです。高い戦略性が要求される上級者も楽しめるコースです。

名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース

名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースは1929年に大谷光明の設計で開場した丘陵コースです。

元皇室御料林だった15万坪の手狭で小石混じりの土地に難工事を行い、造成されたコースです。全体的にフラットながらも細かなアンジュレーションがあり、フェアウェイは狭くて距離も短めです。

グリーンは小さく固めで、バンカーも深く全体的にトリッキーなホールが多いため、長打だけでは征服できない多彩な戦略的仕掛けが随所に見られます。名物ホールは打ち下ろしの1オンチャンスが狙える1番と16番や池超えのショートホールである17番などが有名です。

和合コースは毎年開催される、「中日クラウンズ」の会場としても昭和35年の初開催から50年の長い歴史を重ねています。2010年の大会では石川遼プロがギネス記録となる「58」という驚異的なスコアを叩き出し、多くの注目を集めました。