ゴルフコースに詳しくなろう!兵庫県で人気のゴルフ場ってどこ?

お雇い外国人の居住地である神戸は日本のゴルフ発祥の地でもあります。名門コースもあれば、近代の有名設計家によって造られたコースもあり、ロマンを求めるゴルファーにとっては魅力的なゴルフ場が多いのが特徴です。

鳴尾ゴルフ倶楽部

1930年にイギリス人貿易商のJ・E・クレイン、H・C・クレイン、B・E・クレインの3兄弟の設計で開場した丘陵コースです。

豊かな松林に囲まれた各ホールは手造りで、自然の起状が残されています。人力のみで造られた18ホールは、ほぼ原型が維持されています。イギリス内陸部のクラシック感が漂うコースは小さめの高麗グリーンと、深いガードバンカーが特徴的です。アリソンの勧告に従い、改修も行われており、コースレイアウトの原型はその時代に形作られたものです。

ホールの幅は広く見えますが、ラフは深めで、ティショットを曲げるとスコアになりにくく、谷越えや池越えなどもあり、距離が短い割にはグリーンに乗せにくいです。アプローチとパットに苦労しますし、すべてのコースに個性があります。特に4つのパー3は全て砲台グリーンで、側には深いバンカーが待ち構えています。各ホールは松林でセパレートされており、ベント芝並のグリーンの質を実現するために、コーライ芝でありながらも、入念なメンテナンスが行われています。

これまでに数多くのプロトーナメントが開催されており、日本オープンは、1936年(第9回)と1951年(第16回)の2度開催され、日本プロは1928年(第3回)、1932年(第7回)、1958年(第26回)の3度開催されています。近年では、2010年に日本シニアオープンが開催され、倉本昌弘プロが鳴尾でシニアメジャー初制覇を果たしています。

東広野ゴルフ倶楽部

1989年に小林佑吉の設計で開場した丘陵コースです。

各ホールとも自然を生かした手造りコースで、各ホールはフェアウェイ、池、ラフを擁する戦略性に富んだコースです。

名物ホールはグリーンの周囲を池がとり囲み、風と距離感を合わせるのにひと苦労の3番やグリーンの手前の池を気にして、捕まってしまいやすい奥のバンカーが印象的な7番は最も難しいホールの一つです。

攻略ルートを正確に攻めていける人には優しいコースですが、大雑把なコースに慣れた人には手強いコースです。グリーンはベント仕様の1グリーンでスケールの大きな左右へのアンジュレーションは上級者でも読み切るのに苦労するでしょう。

ゴールデンバレーゴルフ倶楽部

1987年にR・TジョーンズJr.の設計で開場した丘陵コースです。

山あいから流れ出るクリークが巧みに使われ、レイアウトに活かされています。大自然を巻き込むような景色はクラブハウス前で味わうことができ、最終18番のロングホールから眺める周囲の景色はまさに、絶景です。

芸術性の高い各ホールにはクリークと池が18ホール中15ホールにまで絡んでおり、正確なショットと大胆な攻略ルートの変更が求められます。日本ではなかなか味わうことができない造形美は、少し変わったコースを回ってみたい感動を求める多くのゴルファーを惹きつけるだけでなく、記憶に残るラウンドになるでしょう。グリーンは比較的、大きめですが、細かな起伏に悩まされます。

男女プロトーナメントの開催実績もあり、2014年には日本プロゴルフ選手権の会場にも選ばれています。

廣野ゴルフ倶楽部

1932年にC・H・アリソンの設計で開場した丘陵かつ林間コースです。

豊かな自然と水に恵まれ、美しさと戦略性を兼ね備えたコースは、自然のうねりは活かしたやや、フラット気味のフェアウェイが特徴で、優美さとダイナミックさを同時に味わうことができます。グリーン周りは反り立つような深いバンカーに囲まれているのでショートゲームの不調から、スコアを落としてしまわないよう、注意が必要です。

世界のゴルフコースランキングで日本のゴルフ場の中では常にトップコースに選出されていている日本が世界に誇れる名コースです。プロトーナメント開催コースとしても有名で、日本オープンゴルフ選手権は戦前を含めて、5度の開催実績があります。2005年の大会では片山晋呉プロが優勝を飾っています。