プロスポーツの世界では特にデータ収集と分析が勝利のために重要な要素となってきます。ゴルフの世界でもそれは同様で、ゴルフの「スタッツ」を有効活用することによってさらなるレベルアップを図ることができるでしょう。
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世の中はビジネスもゴルフも統計が大事

世の中には統計学というものがあり、統計学はビジネスの面で、研究の面で、そしてスポーツの世界でも非常に重要な価値のあるものです。
サンプルの数が多くなればなるほど統計が導き出す答えは信頼できるものとなり、そこから物事の真の状態を見出すことができるのです。
ゴルフの世界でもこの統計が非常に重要な情報となってきます。
統計は英語でstatisticsですが、この短縮系のstats(スタッツ)を調べることは、自分のゴルフに隠れた真の状態を見極めるのに大変役に立ちます。
そもそも欧米のスポーツ界において統計は数字が非常に重要視され、とても面白い統計の取り方をすることも多々あります。
一時期日本のプロ野球でもIT野球などという言葉が流行ったこともありましたが、そのように正確なデータを元に戦略を立てていくやり方はアメリカのプロスポーツ界などでは昔から広く取り入れられていました。
こうした傾向はゴルフ界のPGAツアーなどでも同様です。
ありとあらゆる情報を数値化することによってフィードバック

ゴルフの世界ではティーショットやアプローチショット、パッティングに至るまで単に打数などだけでなく、距離とショットの成功率の関係などどんな場面でどんなショットをした場合にどんな結果になる傾向があるかがひと目で分かるくらいしっかりと分析されてグラフなどにされています。
こうした結果をただの数字の情報として流してしまうのではなく、重要なゴルフの「スタッツ」として自分のゴルフを吟味する材料にするならば自分にとっての課題や得意不得意な部分が自ずと見えてくるはずです。
実はゴルフは他の球技に比べてスタッツがなかなか解析しにくかったスポーツだと言われています。
他の多くの球技は参加者全員で一つのボールを用いてプレーする場合が多いですが、ゴルフの場合は18ものホールで同時に多くのプレーヤーがプレーすることが難点になっていたようです。
しかし今では解析の方法も機器も充実しているので多くのデータをまとめて有効に使うことができるようになりました。
ゴルフの「スタッツ」を各ツアーのホームページから学ぶ

いきなりゴルフの「スタッツ」を取れと言われてもなにから手をつければいいかわからないという方も多いと思います。
それでぜひ一度各ツアーのサイトを訪れて、スタッツの欄を見て参考にするようにしてください。
どのようなデータが取られているのかを学ぶことができ、自分のプレーのスタッツにも役立てることができるはずです。
まずは自分に関係がありそうなスタッツに注目して調べてみるとおもしろいと思います。
また様々なゴルフサイトでスタッツの解析や分析を載せているサイトもありますので、そうしたものを見てみるのも勉強になるかもしれません。
スマートフォンを使って自分のプレーを分析してみましょう

最近ではスマートフォンの普及で、素人でもかなり本格的な電子的作業を手元で簡単に行えるようになりました。
なかにはゴルフ専門のアプリも色々出ていて、その中にはゴルフスコアアプリなどもあるようです。
こうしたアプリを使うことによって自分のスコアを分析し、弱点がすぐわかるようになっているものもあるようです。
便利なものが増えてましたので、そうしたアイテムを存分に用いてゴルフのスコアアップを目指していきましょう。