アイアンには様々な種類があり、それぞれ特徴があります。今回は、初心者におすすめのアイアンの形状をまとめました。
アイアンには3種類の形状あり

アイアンのヘッドの形状には「キャビティアイアン」「フラットバックアイアン」「中空アイアン」がありそれぞれ飛び方や重心が異なるといった特徴があります。
初心者におすすめの形状はキャビティアイアン

キャビティアイアンはヘッドの後ろ側が凹んだ形状のアイアンです。フラットバックアイアンや中空アイアンと比べてヘッドが大きいので、スイートスポット(※1)が広く、初心者でもボールに当てやすい形状をしています。キャビティアイアンにはフルキャビティとハーフキャビティがあります。
▼ フルキャビティ
フルキャビティはクラブヘッドの底の部分が広く、多少ダフった(※)としても芝で滑ってくれるので、多少のミスショットならカバーすることができます。
▼ ハーフキャビティ
ハーフキャビティはフルキャビティよりもクラブヘッドの底の部分が薄いため、フルキャビティよりも扱いは難しいです。操作性はフルキャビティよりも優れています。
※1 ボールを打つのに最適の個所
※2 ボールをうち損ねて、手前の地面をたたくこと
ヘッドの大きさは大型ヘッドがおすすめ

ヘッドには慣性モーメントという、クラブヘッドがその動きを保とうとする力が働きます。慣性モーメントが大きいクラブはスイートスポットが広く、ボールに当たりやすいです。慣性モーメントが小さいクラブは操作性が良いです。
慣性モーメントが大きいのは大型ヘッドなので、初心者のうちはボールに当たりやすい大型のヘッドを選ぶと良いでしょう。
シャフトの素材にも注目

シャフト(柄)には2種類あり「スチールシャフト」「カーボンシャフト」があります。スチールシャフトとカーボンシャフトは重さが異なります。スチールシャフトは120g前後、カーボンシャフトは50~60gほどです。現在はスチールシャフトのユーザーが多いです。
ゴルフクラブは振り切れる範囲で重いほうが良いとされています。自分に合うシャフトを選んで良いアイアンを選びましょう。