ゴルファー基礎知識!グリップの太さの重要性とは?

ゴルフの基本となるグリップ。その太さはスイングを大きく左右します。自分のプレイスタイルにあった太さを選択することで、今までよりもゴルフが上達するかもしれません。今回はゴルフクラブのグリップの太さについてまとめました。

グリップの太さの規格サイズはどんなもの?

ゴルフクラブのグリップサイズで、M60やL58といったような記号を見たことはありませんか?その記号がグリップの太さを表しています。数字の前のMとLは男性用、女性用を表し、数字が太さを表します。例えばM60であれば男性用0.60インチの太さという具合です。時々、数字の後ろにRが付いているものもありますが、それはバックラインがないことを表しています。数字についてですが、数字が小さいほど手に持ったときに太く感じます。実際に手にとって確かめてみると良いでしょう。

どんな素材があるの?

グリップの素材には様々なものがあります。ベーシックなもので言えば、ラバーでしょう。摩擦係数が高いので余計な力を込めることなくしっかりと握れるタイプの素材です。ただ、雨に濡れると滑りやすいという欠点があります。そうした欠点を補うコード材もあります。これはグリップが濡れていてもコード材が手に引っかかるようにされているので滑りにくく、雨天時にもグリップがしっかりできる素材です。他にもいろいろありますので、ゴルフショップなどで見てみると良いでしょう。

ショットの方向性を重視したい場合はどう選ぶ?

上手くコントロールされたショットを打ちたい場合、グリップは太いものを選ぶと良いでしょう。太いグリップを使うと手首のコッキングがやりづらくなります。そのため、ヘッドスピードは出にくくなりますが打球の方向性を安定させるのには優れています。また、クラブそのものが通常よりも軽く感じるようになるので、スイングがぶれにくくなるのもコントロール向上に役立ちます。初心者で飛距離よりもまずはショットのコントロールを安定させたい方は太いものを試してみてはいかがでしょうか。

飛距離を重視したい場合はどう選ぶ?

グリップが細いと手首をスムーズにコックさせることができます。ヘッドスピードを速めることができるので、打球の飛距離の伸びが期待できます。そのため、飛距離を伸ばしたい方にとっては相性がいいと言えます。また、クラブが重く感じやすくなるので、ヘッドに遠心力を利かせてヘッドスピードを速めて飛距離を伸ばしやすいです。ある程度自分のスイングが固まっている中級プレーヤーで飛距離を求めたいという方の場合は細いものを選ぶと良いでしょう。

今回紹介したポイントを確認して、自分に合ったゴルフクラブを選びましょう!