ゴルフコースといえば広大なイメージがありますが、実際どのくらい長さかご存知でしょうか?また、ゴルフのコースの種類も多くあり、ゴルフ場を選ぶ基準になります。今回はゴルフコースのお話です。
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コースは通常1番から18番まで

ホールの数に規定はないのですが、通常、ゴルフコースには1番から18番まであり、1コース18ホールというのが一般的です
1番から9番までをアウトコース(フロント・ナイン)、10番から18番までをインコース(バック・ナイン)といい、9ホールだけラウンドすることをハーフラウンドといいます。逆に、「今日はワンハーフ回った」といえば27ホールをプレーしたという意味です。
36ホールのコースがあったりもしますが、これはホールが1番から36番まであるのではなく、18番までのホールが2つあるということです。
コースの種類

1つのゴルフコースをつくるのに、およそ70万平方メートルという広大な土地が必要になります(東京ドーム約14個分)。山間部を切り開いてつくられたコースもあれば、河川敷を利用してつくられたものもあり、それぞれ特徴を持っています。
林間コース
比較的平坦な土地に造成されたコースで、自然の樹木が生かされているのが特徴です。
フェアウェイもフラットで易しく感じられますが、要所要所にバンカーや池が配置され、戦略性を高めています。
丘陵コース
山岳コースほどアップダウンはなく、起伏が少ないコースです。フェアウェイも比較的広く、距離もあるところが多くなっています。
コースの種類その2
シーサイドコース
海岸に沿ってつくられたコースです。海からの風に影響されやすく、つねに風を計算に入れて攻めなければなりません。グリーンの芽まで海からの風の影響を受けているので、グリーンの攻略も難しくなっていることが多いです。
山岳コース
山間部を切り開いてつくられたコースなので、アップダウンがあって、打ち上げや打ち下ろしが多く難易度が高いのが特徴です。比較的距離が短いので、飛距離より正確なショットが要求されるコースといえるでしょう。
河川コース
河川敷を利用して造られたコース。フェアウェイはまったくフラットで、斜面や起伏もなく、そのうえ木や池も少ないので、初心者向きのコースといえます。ただフェアウェイはあまり広くなく、風の影響をまともに受けることになるので、風の強い日などは注意が必要です。
これらのコースの中でも特に河川敷のコースは、全9ホールで料金の安いパブリックコースなどが多いです。そのため、初心者の練習にも適しています。
リンクススタイルとアメリカンスタイル

なお、ゴルフコースの分類としては、リンクススタイルとアメリカンスタイルという分け方をすることもできます。これは「人の手が大いに加わっているか、そうでないか」という点で分けられ、リンクスタイルは自然をそのまま生かしたつくり、アメリカンスタイルは人工的に整備されたもののことを指します。ちなみに日本のコースのほとんどはアメリカンスタイルです。
コースの違いを楽しむのもまたゴルフの魅力の一つですね。どんな特徴のコースであっても安定したスコアを出せるよう、技術を磨いておきましょう!