わかっちゃいるけどやっちまう・・・。ゴルフのダフリってそういうものですよね・・・。ダフリには原因があり、それらを知ることでダフリは起きにくくなります。どうしても直らない場合は手っ取り早くスイングを見直してみることも大切ですし、どうしてもうまくいかない時は思い切ってクラブを変えてみる方法を試してみても良いでしょう。今回は、ゴルフのダフリの簡単な直し方をいくつかご紹介します。
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方法1:ダフリが治らなければ、ゴルフクラブを変えてみるべし!

ダフリに長年悩まされているというゴルファーにはこれが最も有効かもしれません。ゴルフというスポーツは不思議なものでどんなに上手くいかないことも道具を変えるだけで急に上手くいくようになることもあります。ダフリについても同様のことが言えます。
ダフリが克服できないと悩んでいるそこのあなたは今どんなクラブを使っていますか?得意先の上司や友人にもらった中古のクラブなんかを何年も使っているという方も多いのではないでしょうか?もしそんなクラブを使っているというのであれば、早速クラブを買いなおしましょう。ダフリが出やすいゴルファーがクラブの買い替えで考えなければならないことはクラブのソール幅です。アイアンやウェッジ、FWなど底面のあるクラブはソール幅が広いものほど、インパクトで底面が滑りやすくなるのでダフリに強くなります。ひと昔前まではソール広めのクラブといえば、全体的にずんぐりむっくりのデカヘッドモデルばかりでしたが、最近のクラブはそうではありません。ソール幅が広くやさしいクラブでありながら、構えた時の印象はとてもシャープです。だから、抜け感も非常に良いんです。したがって、初心者クラブだからと敬遠している中級者ゴルファーにも十分おすすめできます。
幅広ソールは抵抗が大きくラフなどでボールが出にくい。なんて理論はもう過去のお話ですね。幅広ソールは、少し手前からヘッドが入ってしまったとしても、ソールが滑って飛距離の著しい低下も防いでくれるので、ダフリに強く、ミスショットにも強いです。ぜひ試してみて下さい。
方法2:ダフリが治らなければ、カットスイングの克服すべし!

カットスイングとは、ボールが飛ぶライン(飛球線方向)よりもダウンスイングでクラブが外側から入ってくるスイングのことです。実はこのカットスイングの癖がある人は、スクエアに振り降ろしてくる方に比べ、インパクトでヘッドがボールの手前に落ちてくる傾向があります。
つまり、スイング中のクラブヘッドの動きはなるべくVの字を描くようなスイングが理想ですが、カットスイングの癖がある方はダウンスイングでクラブヘッドがU字を描くように降りてきてしまうことが多いというわけですね。
Vの字を描くようにスイングすると、クラブヘッドは最短距離を通ってボールにヒットしますから、当然ヘッドスピードは速くなりますし、より鋭角にヘッドが下りてきますので飛距離も伸びます。 クラブを振る時はなるべくボールを横から払いうつ形ではなく、上から叩き付けるような縦振りのスイングを目指しましょう。
方法3:ダフリが治らなけけば、体の上下運動を改善すべし!

ボールをより遠くまで飛ばそうとして、体を大きく使ってスイングしようとして体が上下左右に動いてしまっている人って練習場にたまにいますよね。特にダウンスイングで体を大きく動かしてしまう方はダフリやすい傾向にあります。
上体が上下に動くだけなら、まだマシですが、下半身を派手に動かしてしまうと構えたときとは全く違う位置にクラブヘッドが降りてきてしまいます。この時におへそが大きく前に出してインパクトすると極端なプッシュスライスがでてしまいます。右利きゴルファーであれば、インパクトで右肩が下がり、クラブを下から上へとかち上げるようなスイングで振ってしまうと結果は最悪です。そうなると大ダフリするか天ぷらボールにしかならず、思ったよりも飛ばないことがほとんどでしょう。
激しい上下運動が起こらないようにスイングを改善するには、体を回転させるのではなく、まずスタンスを見直すことから始めてみましょう。つま先はまっすぐ向くようにアドレスして、テークバックでは両ひざが左右に流れないように注意しながらクラブを振り上げていきます。この時に太ももに適度なハリを感じることができますのでこのハリを目安にして肩や腰の回転をストップさせます。
無理のないテークバックと捻転力を使ってボールを飛ばす!こういったスイングを意識すれば、ダフリは自然と解消されていくはずです。
方法4:ダフリが治らなければ、積極的な体重移動を意識するべし!

ダフリがなかなか治らないとい方の多くはインパクトで右足に体重が残ったままの人を多く見かけることがあります。テークバックでせっかく右足側に体重が乗って、肩がしっかり入った深いテークバックを実現できてもダウンスイングで体重が右側に残ったままだとそのパワーをボールにうまく伝えることができないだけでなく、場合によっては派手なダフリを引き起こしてしまうこともあるでしょう。右利きゴルファーであれば、ダウンスイング時の右膝は前に出すのではなく、左太ももの内側に押し込んでいくように右膝を内側に内旋させていくことで全体重が自然と左足側に向かっていきます。それでも体重が右に残ってしまう方はフィニッシュで右足の踵を完全にめくりあげ、つま先だけで立てるようなフィニッシュの形を作り上げることを意識してみて下さい。それだけでインパクト時の左足への体重移動はスムーズになり、ダフリのミスも出にくくなるはずです。
今回紹介したダフリの治し方をぜひ練習場で試してみて下さい。ダフリは必ず克服できます!