ライバルに差をつける!ゴルフの素振りで使える練習法まとめ

ゴルフは練習に行かずに素振りだけでも上手くなれる!プロや上級者のなかにはそんなことを平気で語る人がいます。でも本当に素振りだけでゴルフが上手くなれるのでしょうか?確かに素振りというのはどんなスポーツでも重要視されています。特に野球や剣道など道具を使うスポーツでは素振りを行うことでプレッシャーに強くなれるそうです。また、素振りを実践することは正しい「型」を身につけることにもつながるそうです。ゴルフも同じで「型」を作ってしまえば、難しい場面でも動揺しない軸のあるスイングを身につけることが可能です。今回はボールを打たずともできる素振りの練習で役に立つ練習法や自宅でも実践可能なスイング上達法をご紹介します。

ボールがあるから打てない!?ボール無しの素振り練習のススメ

さっそくですが、皆さんはボールを目隠しした状態打ったことはありますでしょうか?おそらく多くの方がそんな経験は無く、そもそも目から入ってくる情報がなければ、ボールがどこにあるかも分からないのでボールなんて打てるわけがない!なんて答えが返ってきそうですね。

でも、この目隠しをして打つという練習法は実はパター練習などに取り入れている人は実際にいます。人は暗闇の中でパッティングすると、落ち着きを取り戻し、いつもより集中力がアップした状態で練習できるそうです。かなり成果が出やすい練習方法のひとつとしてプロやトップアマもよく実践しています。

この目隠しパター練習と同じように、ドライバーやアイアンショットの練習でも目の前にボールが無ければ、人間は自然にクラブを振ることができます。しかしならが、アマチュアは目の前のボールを置いてしまうと一生懸命にそのボールを打とうとするあまり、自分の理想とするスイングができなくなってしまうのです。これはボールを打つ行為ばかりに意識が集中してしまうのでスイングフォームがどうだとか、そんなことはどうでも良くなってしまっているということを意味しています。

でも、素振りであればボールはそもそも目の前に存在しませんから、自分自身の目標に近いスイングでクラブを振るためにあらゆるチェックポイントを大事にしながらスイングすることができます。あなたが、もしゴルフをもっと上手になりたいと思うのであれば、ボールを1球打つごとに素振りを1回入れてみて下さい。1回の来場で120球ほど、ボールを打つ人であれば、素振りを取り入れるだけで倍の240球打ったのと同じ効果を得られます。是非試してみて下さい。

自宅練習でも実践できる素振りの方法

練習場の利用料金は地方都市では安く、ゴルフがとてもしやすい環境が続いていますが、首都圏近郊や地方でも大都市圏にお住まいの方々にとっては練習場代もバカにはなりませんよね。一回の練習で何千円も使っているようでは、もう少し安くゴルフが上手になる練習方法を探る必要があります。そんな方におすすめなのが自宅でもできる素振り練習の実践です。素振りだけなら一切お金はかかりませんし、6畳くらいのスペースがあれば、練習用の短いクラブなどを活用してクラブを部屋で振ることができます。

以下、ご紹介する素振り練習法はとてもユニークなものばかりですので目的合わせて是非実践してみて下さい。

「しなり」でインパクトをチェックできる「タオル素振り」

タオル素振りとは、その名の通りタオルをただ、棒状に丸めそれをクラブのグリップのように握って振る素振り練習のことです。良く人気の温泉街などに行くとおじさんがやっているのを見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。タオル素振りは体の捻転をしっかり使ってクラブを振るスイングを身につけるにはとても効果が期待できる練習法です。タオルを振り下ろす時にダウンスイングでヘッドをピュンと走らせるイメージでタオルを素早くしならせるのがこの練習法のポイントでこのしならせる感覚がつかめてくると、クラブを握った時にヘッドをいかに走らせていくかという感覚をつかむことにつながります。タオルは折りたためば場所も取りませんので主張先のホテルなど、狭い空間でも実践することができます。少し重量が足らず、何か物足りないという方は水で少しだけ濡らして、サッと絞ってあげればよりヘッドの重みを感じながらスイングする感覚がつかみやすくなります。

ゆっくり素振りでチェックポイントを総ざらい!スローモーション素振り

宮里藍選手や石川遼選手も過去に実践していた太極拳素振りというものがありましたが、スローモーション素振りはそれと全く同じです。クラブをいつもよりゆっくりのスイングで振る練習は何も自宅にいる時だけ試す必要はありません。練習場やコースでもミスショットをした時など、納得がいかなかった時はすぐにゆっくりスイングで自分自身の間違ったスイングを訂正し、次のショットで同じことが起こらないようにすればよいのです。ゆっくり素振りを行う最大の意義は0コンマ何秒という一瞬で終わってしまうスイングのどのタイミングでどんな問題が起きているのかを知ることにあります。何も考えずにただ適当にクラブを振り回すことは簡単にできますが、体の動きを止めて、ゆっくりスイングするのは慣れていない人にとっては若干大変な作業になるかもしれませんがこの練習法を試すことで確実にスイングの質は向上します。

筋トレで飛距離アップ!クラブ2本、もしくはバット素振り

ゴルフで飛ばしを追求するのであれば、体の柔軟性を上げてスイング中の「しなり」を強化するか、クラブを「振るスピード」を上げるために筋トレを行い、ヘッドスピードを上げるかのどちらかしかありません。もしあなたが筋トレによってヘッドスピードを上げるのであれば、素振りもそれなりの練習法を試す必要があるでしょう。そんな私がおすすめしたいのがバット素振り、もしくはクラブ2本素振りです。どちらも同じ効果を狙って実践するものですが、女性や子供など手があまり大きくないという方はなるべくバットを使って素振りを行った方が良いでしょう。

木製のバットというのはクラブの何倍もの重さがありますしヘッドの部分は大きな構造になっているので、スイングしながらヘッドを走らせて振るには相当な筋力が必要となります。もともと筋力にあまり自信がなくて重たいものを振るのは苦手だという方でも1週間くらい実践すれば、明らかな違いを実感できるようになるはずです。飛距離アップに挑戦したい方は是非試してみて下さい。

バランスよく筋肉を鍛える!左右連続素振り

少し前の話にはなりますが、プロゴルファーの片山晋呉プロが右打ちなのにも関わらず練習場でひたすら左打ちに励む姿が話題になったことがありました。その時の片山プロの話では、人間というものは意識して利き手とは反対の手でクラブを振る練習をしなければ、左右でバラつきのある筋肉のつき方になってしまうということ、これを改善するには左右連続素振りがとても効果的であることを述べました。

私もこの理屈にはある程度、納得している部分があり、ゴルフというのは左右どちらでもスイングできるくらいの筋肉のバランスの良さがなければ、ボールは真っすぐに飛ばないのではないかと思っています。また、連続素振りなので一度、フィニッシュまでクラブを振り終わったら、その反動を利用してテークバック、トップへともう一度クラブを振り上げて、スイングします。こういったことを繰り返すことは軸の安定化につながるでしょう。また、最終的にはスイングプレーンの安定化やリズムの定着にもつながるのではないでしょうか。興味がある方は是非試してみてももらいたい練習法のひとつです。

肩を平行に回る感覚が身につく!水平素振りドリル

ここまで様々な素振り練習法をご紹介してきましたが、これが最後の練習法になります。最後の練習法は「水平素振り」です。水平素振りはいわゆるテークバックやダウンスイングで肩を平行に回すことができないアマチュアゴルファーにおすすめしたい練習法で野球のバットを振るようにクラブを真横に振る練習です。

水平素振りを実践する際には、テークバックで左肩をしっかりアドレスで右肩があった場所まで回すことと、ダウンスイングで右肩が水平に動かずに下がったり、左肩が水平よりも上がった状態でクラブを振らないこと、この2点をチェックしながら振ることが大切です。

ダウンスイングで右肩が下がってしまったり、左肩が上がったりしてしまうと振り遅れやスライス、トップなどのミスが出やすくなります。そういった間違いのあるスイングを修正するためにもゴルフの水平素振りドリルはとても重要です。もし、スイング中の両肩の平行移動に悩みがある方は是非試してみて下さい。