アイアンの打ち方!ゴルフのレベルブロー4つの打ち方

アイアンでも飛距離を稼ぎたい、ボールを高く上げたいなど、そんな時に試すべきスイングテクニックの一つに、「ダウンブロー」と呼ばれるものがあります。ダウンブローショットは、マッスルバックアイアンが主流だった頃はとても重要な技術の1つでしたが重心位置が低くなり、スイートスポットも大きくなった最近のアイアンはむしろ「レベルブローショット」の方が相性が良いという意見もあります。今回は「レベルブローショット」とはどんなショットなのか、そして、どのように打つべきなのか、解説します。

ミスを修正するダウンブロー

今回のテーマはレベルブローです。レベルブローをマスターするためには、まずダウンブローを覚えることが必須です。なぜ必須なのか?それは、ダウンブローにクラブを振れないと、そもそもボールをうまく捉えることが出来ず、トップやダフリが起ってしまうからです。

レベルブローショットは、単にボールをアッパーブロー軌道で打っていくことではありませんし、ダウンブロー同様にクラブヘッドがボールの上から降りてきてインパクトでボールを捉えるというショットではありません。

正しいレベルブローの解釈はダウンブローよりも緩やかな軌道を描いてクラブヘッドが上から抜けていくショットのことをいいます。

アイアンだけでなく、ドライバーやフェアウェイウッドなど、長いクラブを打つためには「払い打つ」感覚をマスターする必要があります。実はレベルブローのスイングでボールを打つ動きというのはそういった「払い打つ」感覚に少し似たものがあります。

レベルブローをマスターすることができれば、状況に合わせてヘッドの打ち込み角度を上手に調整する術を身に着けることが可能です。

アイアンはダウンブローじゃないの?

記事を読んでいる方の中には、アイアンはダウンブローで打つのが基本!クラブヘッドは上から叩き付けるように!そんな事をレッスンプロや知人に言われてゴルフを覚えたという方も多いことでしょう。

確かに少し前の時代に発売されていたマッスルバックアイアンとウッド系のクラブを比べてみると、スイートエリア(スポット)と呼ばれるボールが最も高く上がる打点はクラブのほぼ中心に近い位置にあり、ある程度上からしっかり叩くといったスイング軌道が求められていたというのは事実です。

しかし、ポケットキャビティや中空などといったモデルが当たり前となった2000年代以降のアイアンの場合、このようなダウンブロー神話はもはや過去のものとなっていると言わざるを得ません。

特に最近のアイアンは重心位置が低くなってきており、レベルブロースイングでもボールが高く上がり、スイートスポットもマッスルバック全盛時代に比べ、広めに設計されているモデルがほとんどです。

アイアンをレベルブローで打つ打ち方1

前の章ではレベルブローが最近のアイアンに適したスイングなのかをご説明しましたが、この章からはレベルブロースイングの具体的な打ち方を紹介します。

まず、レベルブローで打つには、ティーアップを低めに設定して下さい。ティーアップが高いと、アッパー気味にボールを打つイメージが出てしまい、逆に低いティーアップは真上からクラブヘッドをボールに叩き付けるイメージが出やすくなります。

また、レベルブローにボールを打っていきたい時はコックを積極的に使うことが大切です。トップでできた角度をインパクト、フィニッシュまでなるべく、維持するにはトップで作った角度をフィニッシュまで維持してヘッドをダフらせない意識を強くもってスイングする技術が求められます。

なお、レベルブローに打っていきたい場合、ダウンブローを打つときのように高い位置のトップを意識する必要はありません。テークバックでは、右脇をしっかり締め、コンパクトで低いトップ位置を作ることを意識しましょう。低いトップからフィニッシュを意識することでヘッドが鈍角によりフラットな軌道で降りてきやすくなります。

アイアンをレベルブローで打つ打ち方2

最後に注意点がひとつ。アイアンをレベルブローで打っていきたい場合は体の軸を意識してスイングすることも大切です。軸のブレを防ぐために必要なのは下半身の安定です。下半身が使えずに上半身だけでクラブを振ってしまうと、ミート率が悪化しますし、ダフリやトップの原因にもなります。

下半身の流れが原因で起こる「スエー」による打ちそこないのミスはとても危険です。スエーは両膝を曲げた状態でテークバックした時に体重が右に流れたり、ダウンスイングで左ひざの体重が真下に向かっていかず、横に体重が流れてしまうことをいいます。

レベルブローにボールをクリーンに打っていきたい場合は、なるべく下半身をどっしりと構え、体重が左右に動かないようにして打てる状態をアドレスしてからその場で回転するイメージを持ってスイングしましょう。

下半身の左右へのブレを制限させると言われてもなかなかピンと来ないかもしれませんが、そんな時は練習時に両足にボールを挟んでスイングしてみましょう。理由としてはスエーを防止するには、股の動きを制限するのがとても効果的だからです。股の間にサッカーボールほどの大きさのボールを挟んでそれが落ちないようにスイングすることで下半身が左右上下に動くムダなアクションに制限をかけることができます。

ボールを股の間に挟んだままの状態を維持したまま、ボールを両股で潰すようなイメージでボールを落とさずにフィニッシュまで振れるようになれば、スエーが無くなり、下半身をクルリときれいに回転させる技術を身に付けることができます。興味がある方はぜひ一度、試してみて下さい。