ゴルフでのルーティンとは、プレーヤーがよいショットを打つために、また自身にあったリズムを確保するために、毎回決まり事として行う仕草や動作のことです。
ゴルフのルーティンとは

ゴルフでのルーティンとは、プレーヤーがよいショットを打つために、また自身にあったリズムを確保するために、毎回決まり事として行う仕草や動作のことです。
ほとんどのツアープロが取り入れて実行しており、ショットの成功率を高めるために重要で必要なものとして広く認知されています。
ルーティンを行う理由

ショットするたびに、ほとんど同じ手順で行うべきと言われるルーティンですが、そのステップや動きは人によって大きくちがいます。
ルーティンを行う理由は、スムースにショットに入るためだけでなく、チェックするポイントやショットまでの考えを同じにすることにより、余計なことを考えず、集中力を最大限に高めるためです。
プロが行っているルーティンはこのことをどうやったらできるかを考え抜いて、それぞ独自の手順とスタイルにたどりついており、そのステップや動きは様々です。
こういったルーティンを行ってショットしているアマチュアは、あまり多くありません。一方、ほとんど全てのトップ・プロはこのルーティンが重要視し、プレーに組み入れています。
しかるべき心の準備をして、打つべきショットのイメージを頭に浮かべ、よいリズムとタイミングでショットすることができなければ、どんなに素晴らしいゴルファーでも安定して、高いスコアを残すことができないからです。
皆さんはショットを打つときに、この”ルーティン”は決まっていますか?または実行していますか?
練習と本番

練習の際に学んだことを実際にコースで行うのは、誰もがやることです。しかし、実際は練習での感覚をそのまま実戦に持ち込むのは、あまり得策ではないのです。
ショットの前にあれこれ考えながら、「こうやって、こうして、ボールを打とう!」考える、というのはルーティンを行うことにより”無心”でボールを打つという理由に反していることになります。
また、ボールの前に立ち、「引っ掛けたり、プッシュしたり、ダフったりしないように」といったネガティブな考えをするのも、いい結果を生みません。
練習と実戦では、それぞれ違う考え方、動作でショットをしたほうが良いのです。どうやれば無心になれるか、そのためのルーティンは各々が考え生み出す事になりますが…
ルーティンによって保つ平常心

ルーティンというとただ毎回、同じ動作をするだけと思っている方も多いと思います。
しかし、本当に大切なのは、ショットするにあたっての考え方やリラックスの仕方です。どうやれば無心で良いショットを毎回打つことができるかという視点で、ルーティンのあり方については考えてみてください。
ルーティンは何種類か持つのが良いです。ボールを打つ状況によって、このパターン、あのパターンというのを持っていると、落ち着いてプレイができると思います。