正しいスイングができる!?ゴルフの切り返しってなに?

ゴルフスイングにおける「切り返し」の動作とは、トップからダウンスイングへと移行する直前の一瞬の動きのことを指す言葉です。ゴルフスイングでは、いわゆる「タメ」や「しなり」を生むための大事な動作の一つであるとされており、飛距離や方向性のカギを握っているだけでなく、ダウンブローにボールを打っていくための大切な動作であるともされています。

よく耳にするゴルフの「切り返し」ってなに?

ゴルフの切り返しとは、スイングがテークバックからトップへと向かい、トップからダウンスイングへと向かう「一瞬の動作」を指す言葉です。ゴルフクラブのシャフトは、振り降ろす瞬間に、強烈な「タメ」や「しなり」が発生するため、飛距離や方向性だけでなく、クラブヘッドをボールに打ち込む際の打ち込み度合いを決定づける重要な要素の一つであるとされています。

切り返し時のシャフトの「しなり」は、トップである程度、腕や手首を柔らかく使うことで発生します。また、「タメ」に関しては、上半身と下半身の動き時間差(いわゆる体のねじれ)がなければ、「切り返し」の感覚を身に付けることは難しいでしょう。

切り返しが起きるタイミング

切り返しは、スイングがトップからダウンスイングへと移行する、いわゆる上半身主導の状態から、下半身リードへとスイング全体の流れが移行するタイミングで発生します。

直前段階であるトップの状態では、左足と左腕が引っ張り合いをするテンションが高まった状態にあります。切り返しの動きが発生するのは、まさにこういった筋肉同士が緊張関係にある時であり、左へと体重を踏む込んでいく瞬間です。全体重が左サイドへ移行すると、上半身とクラブが切り返して降りてくる動作とシンクロします。つまり、ダウンスイングの「はじまり」こそ、切り返しのタイミングであると言えるのです。

切り返しのコツは3つ

切り返しのコツは次の3点です。

・「右サイド」または、「中心」にある体重の「左サイド」への完全移動

・ダウンスイングで両腕を真下に向かって下ろす感覚

・トップで出来上がった「コック」をインパクト直前まで維持

・インパクト直前までは、両肩を結んだラインが右を向くよう、意識する

まず、切り返しを上手く成功させるためには、ダウンスイングで体重が左サイドへと移行する「感覚」を身に付けることが最初の「コツ」となります。左サイドへ体重を移さなければならない理由は、2つ目の「コツ」である、ダウンスイングで両腕を真下に下すための空間をグリップとベルトとの間に確保する必要があるからです。体重移動が上手くいっていないと、必ずダウンスイングはとても窮屈なものとなってしまいます。

3つ目のコツである、「コック」を維持するための目的は、手首が90度に曲がっているからこそ、シャフトが下半身の動きよりも遅れて戻ってくるからです。「しなり」と「タメ」のあるスイングは、インパクト時に「急激なブレーキ」発生させ、急激なヘッドスピードの上昇を生み出します。

4つ目の両肩のラインに関しては、切り返しの時点で両肩が開いてしまうと、そのまま下半身よりも上半身の動きが先行してしまいやすくなるからです。上半身が先行してしまうと、切り返しのタイミングで「タメ」や「しなり」を生み出すための空間がふところに発生しにくく、フェースが開いた状態のインパクトになりがちです。(スライスの原因となる)