ゴルフにおける「三角形」をご存知ですか?「三角形」とは、構えた時にできる肩と腕の三角形のことで、スイングの基本の1つです。スコアアップにつながる、ゴルフの「三角形」についてまとめました。
そもそも「三角形」ってなに?

ボールを打つために構えることをアドレスといいますが、アドレスした時クラブのグリップを頂点とした肩と腕の三角形ができます。
腕にできた三角形は、ゴルフのスイングで非常に重要です。テイクバック(振り上げるために、クラブを後ろに引くこと)で、肩と腕の三角形を崩さないことは、スイングの基本の1つです。
三角形を意識することで、スイングは大きく改善され、飛距離やボールのコントロールが良くなります。狙った場所に落とすことができるようになるので、三角形を意識することはスコアアップにつながります。
テイクバックで三角形を維持する利点

三角形を崩さないテイクバックをすることで腕が伸び、肩を十分回したバックスイング(振り上げ)ができます。肩を使ったバックスイングができると、体を使ったダウンスイング(振り下ろし)につながり、安定したスイングが可能です。
体を使ったスイングは、手打ちより大きな筋肉(腹筋や背筋)の力で打つため、ヘッドスピードが上がりやすく、クラブのコントロールも利きます。手打ちは初心者が陥りがちな間違いですが、三角形を意識することで改善できます。
よくある勘違い

スイング中ずっと三角形を維持することはできないので、テイクバック以降は三角形が崩れても構いません。
テイクバックからトップ(振り上げ切ったところ)までで、右肘を伸ばしたままにしようとすると、スイングがぎこちなくなってしまいます。三角形を維持したままトップまで降り上げようとすると、無理な姿勢になり、ミスショットにつながります。
そのため、テイクバック以降は、右肘をたたむように振り上げましょう。頭を12時としたとき、8時のあたりまで振り上げたら、右脇をしめるようにして腕をたたみながらトップまでもっていきます。
まとめ

「三角形」を意識することはスイングの基本です。三角形を崩さないテイクバックは、全身を使った安定したスイングを可能にします。テイクバック以降は、右肘を折りたたみながら、トップまで振り上げます。
三角形を意識したスイングを身につけることは、すべてのショットの改善につながります。ショットが改善されれば、より早くグリーンに到達でき、スコアアップを狙えます。
三角形を意識したスイングを身につけて、スコアアップを目指してみてはいかがでしょうか?その際、今回の記事を活用いただけたら幸いです!