テンポよく振ってミート率アップ!ゴルフのスイング時のリズムの重要性

なかなかスコアアップできない・・・。あなたはそんな時、何から手を付けていこうとしますか?多くの方が真っ先に考えるのは、スイングフォームの改善ではないでしょうか。でも、本当にスイング改善だけでスコアはよくなるのでしょうか。スイングフォームの改善の前に、まずは手っ取り早く試すことができるスイングのリズム(テンポ)を見直してみてはいかがでしょうか。

一般的にリズムとは、「ワン・ツー」「ワン・ツー・スリー」という拍子の間隔のことで、テンポとは、「1・2・3」「1・・・2・・・3」といった、音と音と間に生じる速度を指す言葉です。

ゴルフスイングのリズム・テンポというは、いつどんな時、どんなプレッシャーがかかっても、いつもと同じスイングでクラブを振っていくという意味において非常に重要な役割を果たします。また、リズムが整うといつもリラックスした状態でボールを打てるようになるのでミート率が向上して飛距離アップも望めます。

今回の記事を参考にして自分に合ったリズムを見つけてみてはいかかでしょうか?リズムが安定することであなたのスイングはもっとより良いものへと変化するはずです。

ゴルフ上達のポイントは「リズム」

ゴルフスイングというものは形から入っていくよりも、もっと単純な「テンポ」や「リズム」といったことに着目してスイングを見直した方が上手くいくことがあります。なぜリズムが重要なのか、それは 人というものは個人でそれぞれに自分が快適だと思うリズムというものを持っているからです。

仕事や家事も、普段の生活においても、自分のペースで心地よい感じるペースで何事も行動を起こしている人がほとんどではないでしょうか。ゴルフのスイングもそれと同じで、例えば同伴者にすごく歩くのが速い人がいたり、逆にゆっくりスイングする人がいてイライラしたり、このようなことは社会というもので集団行動をしなけらばならない人間ならではの感覚なのです。

そう考えると毎回自分のリズムでスイングをすることというのはとても難しく、尊いものであるということが理解できるのではないでしょうか。ということは、逆に毎回、同じ「イチ・ニー・サン」というようなリズムに合わせてタクトを振るようにスイングできるようになれば、自分自身のスイングの「軸」というものが形成されるので同伴者が誰であろうと、天候がどんなに荒れていようとも安定したスイングを毎回繰り返せるということになります。

良くコースに行くと、素振りの時はすごく穏やかなのにいざティーグラウンドに立つと、同伴者に触発されてダウンスイングが異常に速くなっている人を見かけたりしませんか?このようなスイングリズムが悪いゴルファーにあなた自身もなっている可能性があるのです。思わず、ハッと動揺してしまった人は以下の説明を読んで、自分に合ったリズムを見つけましょう。慣れるまで大変ですが、リズムを覚えることができれば、あなたのスイングはよりプレッシャーに強い性格をもったものへと変貌を遂げるでしょう。

自分に合うリズムを見つける方法

まずは、自分に合うスイングリズムとは何なのか、それを見つけるためにまずおすすめしたいのは、メトロノームを使ったリズム発見法です。メトロームは音楽用のイヤホンタイプものを使用しても良いですし、なければスマートフォンアプリなどが無料でダウンロードできるのでそういったものを活用してみるのも良いでしょう。

ゴルフの練習で活用する時にまず基準となるテンポは「60」で設定してみて下さい。「60」というのは1分間に60拍という意味の略で非常に「ゆっくり」としたペースです。最初はゆっくりとしたスイングが自分にどのように合うのか、見極めながらじっくりスイングに連動させる形でスイングしていきます。拍子に合わせてスイングする時は、まず1泊目でバックスイングを開始し、2泊目でダウンスイングに入る、そして3泊目でインパクトするこの感覚をまずは体に染み込ませてください。

ある程度、テンポ「60」でスイングできるようになってきたら、今度は65、70、80といった具合にどんどんテンポを上げていってみて下さい。テンポを上げるとだんだんと自分自身にとっても振りやすいテンポに近づいてきますが、テンポが上がるにつれて下半身の動きが止まり、上体の動きばかりでクラブを振ろうと勝手に体が反応しだします。そんな時は振れることは振れるが少し早いテンポかなっと思ったタイミングでメトロノームのテンポを調整することをストップします。おそらく、少し下半身がスピードについていけないと感じるくらいのテンポがあなたにとって最適に近いテンポです。

一般的な男性であれば、約70~80ぐらいが適正だそうですが、おそらく個人差があるのでこれは大まかな目安にしかなりません。ただ、多くの人が少し早いと思ったテンポより若干遅めのテンポが心地よくクラブを振れるテンポになるのではないかと考えられます。まぁとにかく個人差がありますので、いろいろ試しながら探りながらやってみてください。

なお、何となくテンポが定まってきたら、最後に自分自身の歩くスピードと調整したテンポがどのように整合性があるのかをチェックしておくことをおすすめします。人間の私生活の中で最もリズムの個性が如実に表れるのが、呼吸のタイミングです。呼吸のタイミングは歩くテンポに影響が出ますので、歩くテンポが速い人は高速テンポでタイミングを取れる人、逆にゆっくり歩きの人は低速テンポでタイミングを取るのが上手な人ということになります。

具体的にどのようなすり合わせを行うかといったら、はっきり言ってこれは感覚の話なのでざっくりです。例えば歩くスピードがとても速い人がテンポ100くらいの高速スイングするのは適正化もしれませんが、そんな人がテンポ60くらいのゆっくりスイングでクラブを振っていたら、おかしいですよね。

そんなことが起こらないように自分自身がメトロームを基準に振りやすいと感じたテンポと実際の歩くペースとを比較して無理のないリズムでクラブを振れるかどうかを確認しておきましょうという程度の話です。あまり、難しいことを考えずに早いなと思ったらテンポを遅くすればいいですし、もう少し早く振れそうであれば、テンポを速くすれば良いのです。

安定感のあるリズムを定着化させる練習

ここまではリズムの重要性と最適なリズム、テンポの見つけ方について解説してきましたが、最後はそのようなリズムを体に染み込ませるためのいくつかのドリルの紹介です。ここまで記事を読んだ人にとっては、定着化させる練習など、最適なリズムは見つかったのだから、それに合わせてひたすらスイングするだけだと反論が返ってきそうですが、実はこのメトロームの練習だけでは自分に最適なリズムのスイングを身につけるの少し不十分なところがあります。そういった不十分なところを補ってくれるのが以下の練習方法です。

ひとつ目の練習方法はスロースイング法です。その名の通り、ゆっくりスイングする練習なのですが、アドレスからフィニッシュまでテンポを変えずにゆっくりスイングして下さい。この練習の主な目的は「捻転力」の体感です。テンポの速いスイングを覚えようとすると人間というものはどうしても腕の力に頼って上体の力ばかりでスイングしてしまいがちです。それではテンポを意識したために逆に間違ったスイングを身につけてしまうことにつながります。テークバックでしっかりクラブがトップまで上がり、それを下半身の力で巻き戻していく感覚を常に養っておくためにもメトロノームの練習と合わせて実践しておきたい練習法のひとつです。

スロースイングの練習法がある程度、分かってきたら今度は足踏みスイングの練習法へ挑戦してみてください。足踏みショットとはいわゆる心理的なイップスなどでクラブをどのタイミングを振り始めれば良いのかが分からなくなってしまったゴルファーに特に有効でリズムを整えていくという意味でも一定の効果が期待できる練習法です。別に足踏みをしながらスイングする必要はありませんが、アドレスでワッグルを入れるように少し足踏みするだけでスイング開始の動きがとてもスムーズになります。プロゴルファーのE・エルス選手が実践していることでも有名になって練習法ですが、アマチュアにも参考になりますのでスイング開始時点の初動の動きに問題があるという方は是非試してみて下さい。

なお、あさイチのティーショットなどといったここ一番のドライバーショットでミスが多いという方は、アドレスでテークバックを開始する前に一度深呼吸する習慣をスイングに取り入れてみても良いのかもしれません。スイングリズムのスピードが呼吸のスピードとも連動していますのでゆっくり息を吸って、ゆっくり息を吐く、この動作をスイングを開始する前に一瞬取り入れるだけでも、緊張感や胸の鼓動の高鳴りなどが軽減されて、いつも通りの良いスイングでクラブを振れるようになることがあります。緊張感バクバクの状態でとてもクラブを振れませんよね。足踏みショットと一緒に是非、これも試してみて下さい。