ゴルフにはプレー中のほか、プレー前、プレー後にもルールがあります。今回はゴルフのプレー前、プレー後のルールをまとめました。
時間厳守!

ゴルフ競技の場合、ゴルフは決められた時間に開始することがゴルフ規則によって定められています。
友人とのゴルフでも、ゴルフをプレーするときはプレーファーストが絶対なのでゴルフ場に遅刻をしないようにしましょう。遅れてしまうと友人やゴルフ場、後続の組に迷惑がかかるので気を付けましょう。
クラブハウスに到着しても、受付や着替え、プレー前に練習する時間が必要なので、遅くてもプレー開始30分前にはゴルフ場に到着しておくと良いでしょう。
プレー前にコースで練習してはいけない

競技の行われるコース上で練習してはいけません。またパッティンググリーン上で球を転がしたり、パッティンググリーン面をこすったり引っ掻いたりして、そのコースのパッティンググリーン面をテストしてはいけません。
プレー前に練習する場合、ゴルフ場にはグリーン練習場でパッティング(※1)の練習、アプローチ練習場でチッピング(※2)の練習、打席練習場があるので、そこで練習をすることができます。
グリーン練習場はあくまでパッティングの練習をする場所なので、アプローチの練習をしてはいけません。
※1 グリーン上でゴルフクラブであるパターを使用しボールを打つこと
※2 グリーン周りからグリーン上をできるだけ転がしてボールをカップに入れるアプローチショットのこと
ゴルフクラブの本数を確認!

ゴルフ競技などでは、ゴルフは15本以上のゴルフクラブを持ってプレーをすることができません。ルールで14本までと定められています。
公式試合や厳格なコンペなどでは、14本を超えるゴルフクラブをコースに持ち込んでしまった場合、直ちに競技委員、ほかのプレーヤーに持ち込んだことを報告しなければなりません。また、報告後に使用しないゴルフクラブの種類、どのゴルフクラブを14本使用するかを報告する必要があります。
使用しないと宣言したゴルフクラブを場合、公式試合や厳格なコンペなどでは失格となります。
友人同士でのゴルフでは特に問題はありませんが、ゴルフクラブを多く持っていった場合、キャディバッグが重くなるほか、ゴルフクラブを選ぶのに時間がかかりプレーの進行を滞らせることがあるので、注意しましょう。
スコアカードの提出は注意!

スコアカードに記入漏れやスコアの誤記には気をつける必要があります。公式試合や厳格なコンペなどでは、プレーヤーが真実のスコアよりも少なく申告した場合、そのプレーヤーは競技失格となります。プレーヤーが真実のスコアよりも多く申告した場合は、そのホールのスコアは申告どおりとします。
実際よりも少なくスコアを申告した場合は、公式試合や厳格なコンペなどでは失格となるのでしっかりと確かめてからスコアカードに記入するようにしましょう。
友人同士のゴルフでは特に問題はありませんが、自分のスコアはしっかりと覚えておくようにしましょう。