ゴルフ練習場でのマナーは基本的なことを覚えておけば大丈夫です。公共の場のルールとあまり変わりませんが、ゴルフ練習場だから確認した事柄もあります。楽しく練習するためにもマナーやルールは身に付けておきましょう。
初心者が気を付けたい基本的なこと

ゴルフ練習場のマナーは基本的なことを守れば良いでしょう。多くの人が集まる場所のため、公共の場の最低限のルールさえ守っていれば不快にさせることはありません。
まず直ぐに隣り合う人たちがいます。それぞれ限られた時間で練習に訪れており、誰でもこの1プレイで上手くなりたいと思っています。なかには遊び半分で来ている人もいるかもしれませんが、殆どの方はゴルフを上達したくて来ていることを忘れないでください。
そのため、多くの方がゴルフに集中してプレイしたいと考えています。練習場では大声をあげて騒ぐような迷惑行為は避けましょう。ゴルフは紳士淑女のスポーツです。大人の基本的なマナーを守り、普通にプレイしたり話す上では周りに迷惑をかけることはありません。
また、携帯電話の着信音も人によっては迷惑だと感じる人がいます。プレイ中はマナーモードまたはバイブ機能に設定しておきましょう。もし電話がかかってきた際には素早く要件を済ますか、長くなるようならラウンジに出向いてかけ直すほうがベターでしょう。
指定の場所以外では素振りはしない

打席に着かず通路でゴルフクラブを使い練習をしている人を見かけることがあります。ゴルフクラブはある程度の長さがありますから、万が一人や物に当ったら大変です。危険性も高いため指定の場所以外は素振りであっても避けるようにしましょう。
初めての方だとちゃんと打てるか心配になる場合もあります。そのような場合は打席で軽く練習すれば良いでしょう。その際にも同伴者など周りに人がいないことを確認してください。練習する際には打席のポジションでやることです。打席内であっても素振りの練習で玉が違う方向に飛んで怪我することもあります。初心者の場合は玉の中心に当てることができず、ほかの方向に飛ぶのは良くあることです。周りの人に迷惑にならない位置で練習をしましょう。
当りそこなってもボールを拾いに行かない

初心者の場合ボールに当てることができず、少しだけこぼれてしまうことがあります。その際に拾いに行く人がいますが、危険性があるため決してしないようにしましょう。
例えば前の人や後ろの人のクラブに当てられたり、玉が飛んでくるかもしれません。失敗したら玉は自動で出てくる練習場も多くなっていますから、近くで拾いに行ける場所でも避けることです。特に芝生の部分まで出て拾いに行く行為は危険性が高くなります。
練習場はたくさんの人がプレイしていますから、ゴルフクラブや玉が体に当たる可能性もあります。初心者の方は自分のポジションから動かないようプレイすれば大丈夫です。無闇に移動しないことだけは覚えておいてください。もしちょろちょろと動いている人がいれば、周りの人も気を遣いプレイに集中できなくなってしまいます。
ボールを買うシステムをチェック

練習場によってボールを買うシステムが異なります。最初にボールを買っておくところ、後払いの場合もあります。打席を決めてからボールを買うケースなど施設により異なるため、初めて行く練習場の場合は注意書きをよく読むことです。わからないことがあればスタッフの人や受付の人に聞くことができます。その場所ごとにルールが異なるため、事前にチェックしておくと良いでしょう。
また、ボールの値段も1球いくらもあれば、まとめていくらになっているケースなどがあります。後から料金のシステムが違うということにならないよう、予め確認しておくと安心してプレイできます。
ボールを買う方法はプリペイドカード式が多くなっています。小さな練習場ではコインを入れて購入します。ほかにも受付で予め購入しておく方法などがあります。この場合は練習終了後に、使用した分だけ支払います。初心者の方の場合はあまり球の数が必要ないことも多くなっています。使った分だけ支払うシステムなど調節しましょう。