知らないと恥!?ゴルフ場のドレスコードの基礎知識

ゴルフは貴族たちの紳士のスポーツとして栄えたという歴史から、伝統やマナーを重んじます。今回はゴルフ場でのドレスコードについてまとめました。

なんでドレスコードがあるの?

ゴルフは、スコットランドが発祥の地の1つとされるぐらい、イギリスと縁の深い競技です。かつては王族や貴族が楽しみ、紳士のスポーツとも呼ばれるため、ルールやマナーに関して、きちんと決められています。ルールとマナーを学ぶことで、紳士としての精神を育てるという狙いがあるのです。

ドレスコードがあるのもそうした理由で、相手に敬意を払い、不快感を与えないような服装が求められるのです。でもゴルフが世界でプレーされるようになり、時間が経つにしたがって、少しずつ決まりも変化しています。

シャツは襟付きが原則!?

ゴルフをするときは、昔はスーツを着てネクタイを締めていました。ゴルフ界の発展に大きく関与したスコットランドのスチュアート王家の家訓に、服装は相手への礼儀だという作法があり、それを貴族たちがならったためです。またスコットランドは、夏も涼しく過ごしやすい気候だったこともあります。

しかし、ゴルフがアメリカに上陸すると、多くのコースが温暖なフロリダやカリフォルニアにつくられたこともあって、スーツやネクタイを脱ぎ捨てる人が増えてしまいました。そのため、紳士のスポーツの服装が乱れても困ると考えた全米ゴルフ協会が、「襟付きシャツの着用」を服装の規則として決定したのです。そして、襟付きシャツを着用したアメリカの選手が、試合で強かったことから、シャツのルールは世界に広まりました。

パンツに制限のある素材や柄は?

ゴルフでは、パンツもカジュアルなものや素材は、ドレスコードに違反する場合があります。デニム素材やジーンズ、スウェットパンツなどです。綿のオーソドックスなパンツだったら、普段着でも問題になることは、あまりありません。しかし、迷彩色や極彩色といった目立つ柄の場合は、やはりドレスコード違反となってしまいます。

厳しいルールのあるゴルフ場では、ハーフパンツをはいたら、ハイソックス着用が義務の場合もあります。紳士や淑女が肌を人前にさらすのは失礼なことだという理由からです。

ドレスコードに抵触する具体的事例とは?

一般のゴルファーがドレスコードに違反した場合には、コースを運営しているスタッフから注意を受けます。名門のコースだと、入るのを断られる場合もあります。

プロの世界はもっと厳しく、その競技で定められたドレスコードを破ると、失格です。ゴルフではシューズにも決まりがあり、スニーカーやサンダルは禁止とされています。2013年の全米オープンの予選では、メタルスパイクのシューズが禁止になっていました。本選では使用できたのですが、規則をよく読んでいなかった選手が予選にメタルスパイクシューズをはいてきて、失格になってしまいました。

現代の感覚では、合わないと感じる部分もあるかもしれません。しかし決められている理由には、一緒にプレーする相手への心遣いがこめられているのです。