守らなければマナー違反!?プレー中に帽子を被らなければならない理由

コース内では必ず帽子を被ってプレーする必要があるよ。未経験者の中にはそんな事を先輩ゴルファーから言われ、少しめんどくさいなぁ。そんな事を思ったことがあるという方いませんか?確かになぜ帽子を被る必要があるのか、納得できる説明が無いと少し違和感ありますよね。そこで、今回はコースでなぜ帽子を被らなければならないのか、その理由を簡単に説明したいと思います。もし、知らないという方はぜひ参考にしてみて下さい。

ゴルフは「マナー」が大事なスポーツ

国や社会を律するために「法律」というルールが存在するように、ゴルフにも皆が楽しく節度を持ってプレーできるように「マナー」や「ルール」というものが存在します。もともとはイギリスの紳士、淑女が楽しむスポーツであったということもあり、ルール上やマナーにその頃の風習や伝統は残っています。

特に気をつけたいのは服装のマナー違反です。特に年輩のゴルファーの方々は若い頃に先輩方にプレー中のマナーはしっかり叩き込まれている方が多いため、少し気になる服装でプレーする若者を見ると腹立たしくなる方が多いようです。服装のマナー違反は自分だけでなく同伴プレーヤーとしてコースを一緒に回っている仲間にも迷惑をかけてしまう事になります。皆で気持ちよくラウンドするためにも、最低限のマナーは守るようにしましょう。

プレー中に帽子を被らなければならない理由(その1)

コースで帽子を被らなければならない理由は2つあります。1つ目は、コース内での身の安全を確保するという目的で着用しなければならないからです。ドライバーで放たれたボールはアマチュアだと初速200㎞/h、プロゴルファーともなると、初速250km/hに達するスピードで飛んでいきます。後方から打ったボールが前方のプレーヤーに命中してしまうとどうなるか?とんでもない事故が発生してしまいますよね。過去には実際に至近距離で放たれたボールがプレーヤーの頭部を直撃し、被害者が亡くなるという事故が2007年に熊本、2002年に静岡のゴルフ場で発生しています。どちらのケースも前方にプレーヤーがいる事を確認せずに、ティーショットを打ってしまったことが事故の主な原因でした。後方のプレーヤーにとって前方をプレーするプレーヤーの姿は思った以上に判別しにくいものです。赤や黒など芝生の色と混ざりにくいウェアであれば、後方からでもはっきりと人の姿と確認できますが、黄色や茶色などのウェアだと判別しにくいことがあります。また傾斜地に立っている場合など、体全体が見えないことも多く、こういった場合に後方のプレーヤーにとっては帽子が貴重な判断材料となるのです。

プレー中に帽子を被らなければならない理由(その2)

2つ目は、特に直射日光を浴びることになる夏場などは、熱中症を予防するためにもプレー中は帽子を被った方が良いからです。猛暑日の外気温は日なたと日かげで最大で±5℃も違いが出ることがあります。こまめに水分補給し、ネッククーラーで首元を冷やすことも夏バテ対策には必須の対策です。しかし、兎にも角にも夏場のゴルフはまずは帽子をきちんと着用してプレーに臨むことが大切です。

どんな帽子を選んだら良いのか?

ネットで「ゴルフ用帽子」などのワードで検索すると、ダンロップやブリジストンなどのメーカー商品から、ゴルフとは少し縁の薄そうな無名メーカーの商品まで沢山の商品がヒットします。また、ゴルフ専門ショップに足を運ぶと、いかにもゴルファー向けといった帽子が店頭にたくさん並んでいます。普段からよくプライベートでも帽子を被るという方はこんな時どんな帽子が似合いそうか、なんとなく見当がつくかもしれません。しかし、普段、あまり帽子を被らないという方はこんな時、どうしたら良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。プレー中に被る帽子は同伴者や周囲の人が気分を害するような色合いのものでなければ、ファッション基準で選んでも特に問題はありません。ただ、最も一般的で無難な帽子はキャップ型の帽子です。一方、女性の場合はサンバイザーが特に人気があります。

冬は寒くなるので防寒対策としてネックウォーマーやニット帽を被ってプレーしても良いでしょう。その他、雨対策で持ち込んだレインウェアやレイン帽を着込んでプレーすれば、防寒対策にもなります。

プレーに適したキャップの色々な選び方

ゴルフ用帽子としての認知度も高く、最も一般的なプレーに適したキャップの選び方を最後に簡単にご紹介します。

まず、プレーに適したキャップは周囲のプレーヤーにもわかりやすいように少し派手目のはっきりした色合いのものをチョイスするのがおすすめです。少し濁った色や緑色が含まれるモデルは姿を確認できくく、後方や同伴のプレーヤーに迷惑をかけてしまいます。特にボールが左右に散ってしまう不安があるという方は周囲の方に迷惑をかけないためにも、そのようなモデルの着用はなるべく控えた方が望ましいでしょう。

なお、キャップの「つば」の長さは短いものと長いものが存在しますが、ゴルフのプレーに適しているのは、日差しを遮ることができる「つば」の長いモデルです。夏場のプレーはさらに後頭部のあたりにメッシュが入っているものを選ぶと蒸れにくく、プレー中も快適に過ごすことができます。