ゴルフの大事なルールの一つ「ルースインペディメント」ってなに?

ゴルフのルールのなかにルースインペディメントというものがあります。ルースインペディメントとはコース内にある自然物のことで、プレーに影響を与える場合は無罰で取り除くことができます。しかし、場所などによっては取り除くことができない場合もあり複雑なルールであることは確かです。

プレーの際に邪魔になりそうなものを取り除けるルール

ゴルフにはさまざまなルールがあります。

OBやバンカー、ウォーターハザードなどのハザードなどゴルフを始めたときに覚えることは数多くありますが、そのなかでも特に抑えておきたいルールの一つにルースインペディメントがあります。適用条件などが複雑なルールなのですが、ここではこのルールについて解説していきます。

これは、ラウンドしている際に邪魔になりそうなものを無罰で取り除けるというルールです。

ハザードの内外やグリーン上など場所によって、取り除けるものなどが変わってくるものの、しっかりとルールを把握していることで打ちやすい条件を整えることができます。

ハザード内で障害物を取り除いてしまうと、ペナルティが課されることになるので正しく理解することが重要です。

ルースインペディメントの定義

ルースは「固定されていない」、インペディメントは「障害物」という意味にあたり、ルースインペディメントはゴルフのコース内に存在する、自然物のことを指しています。

ゴルフ規則の第3章プレーについての規則23にこのルースインペディメントが定義されています。

自然物に含まれるものは、石、木の葉、枝、動物の糞、ミミズや虫類その他類似のものや放出物や堆積物です。

反対に含まれないものとしては、固定されているものや成長しているもの、地面に固くくい込んで埋まっているもの、球に付着しているものなどがあります。

たとえば、地面に落ちている枝が邪魔になっていてもその一部が木につながっている場合はルースインペディメントにはなりません。しかし、これを動かした場合には2打罰となってしまいます。

ルースインペディメントに当たるか正しく見分けることが重要なのですが、最初は難しいと思います。そういった場面に遭遇したらゴルフ規則を参考に判断することで、見極めが段々とできるようになるでしょう。また、ルールに精通している方との同伴プレーであれば、そういった方に確認してもらうことも大切です。

ハザード内での注意事項

自然物であれば無罰で取り除くことができるルースインペディメントですが、取り除くことができない場所もあります。

ハザード以外の場所であれば、ボールを打つときに邪魔になると判断できるルースインペディメントは取り除くことが可能です。しかしハザード内ではこのルールは適用されません。

ハザード内でルースインペディメントに触れたり、取り除いたりすると2打罰となります。ハザードとはバンカーやウォーターハザード内のことであり、たとえばバンカー内でボールを打つ前に触れただけでもペナルティとなるので注意が必要です。

実際にプロの試合でもペナルティが課されたことがあります。

グリーン上でのポイント

グリーン上ではルースインペディメントに含まれる自然物に、砂とバラバラの土が追加されます。これは、グリーンの近くからバンカーショットした際に土などがグリーン上に飛び散ることを想定しているためです。

こういった場合はグリーン上にある砂などを取り除いたうえで、球を打つことができます。しかし、グリーンの周りのカラーと呼ばれる場所はルール上グリーンに含まれないため、砂を取り除くとペナルティとなるので注意しましょう。砂は取り除けませんが、小石をつまんで取り除くことは可能です。

基本的にルースインペディメントを取り除くときにボールが動いてしまうと1打罰となるのですが、グリーン上では無罰となります。動いた原因が取り除いたことである場合のみですが、元の場所に置いて打てば問題ありません。もちろん自分の身体に触れたことが原因の場合は1打罰となるので、ルースインペディメントを取り除く際には慎重に行うことが大切です。